お正月の風物詩、箱根駅伝で、令和5年は駒澤大学が優勝しました。令和6年出場のチームは他の駅伝でも全部の区間で、他の学校にトップをとられたことはなく、強さに定評があります。さて、そこで『令和6年1月2日、3日に行われる第100回箱根駅伝で、駒澤大学は再び優勝するか』を日本易学振興協会の会報「岳易開成」12月号で、皆さんに占っていただきました。
見返してみますと、結果は青山学院大学が優勝し、駒澤大学は2位でした。みごとに、的中されていましたので、一部ですが、ホームページにも掲載させていただきます。(五十音順。なお、お名前は伏せさせていただきました)
占的◆令和6年の箱根駅伝、駒澤大学、再び優勝するか?
Iさん
☲☳火雷噬嗑 初九
火雷噬嗑は、噛み合わせるという意で、初爻は「校を履きて趾を滅す。咎なし」とあり、足枷で自由が効かないことと震の主爻から選手の一人が足のケイレンなどを起こして思うように走れず、それが足枷となり、駒澤大学は優勝できないと占断します。
Uさん
☳☱雷澤帰妹 九四
雷澤帰妹は、正当ではないという意です。彖辞は「征けば凶。利ろしき攸なし」とあり、再び欲するままに進んで行けば凶という。また、四爻の象伝は「期を愆ぐるの志は、待つこと有りて行くなり」とあり、しかも四爻は互体「坎」の主爻でもあって、厳しい結果となり、優勝することはできないと占断します。
Oさん
☷☷坤為地 初六
坤為地は、全陰の卦で、弱い、従順などの意であって、また初爻は「霜を履みて堅氷に至る」とあり、駒澤大学に隠れた何か悪い物があって、それが容易に除去できない堅い氷になってしまう。よって、優勝はしないと占断します。
Nさん
☱☰澤天夬 九五
る、決し去られるという意です。また、十二消長卦で陽が長じる勢いの強い卦です。団体行動の卦でもあります。襷をつないでいく駅伝に相応しい卦です。初爻は「趾を前むるに壮んなり。往けば勝たず咎と為す」とあり、爻辞に「勝たず」とあっては、駒澤大学は再び優勝はできないと占断します。
Fさん
☲☲離為火 初九
離為火は、明るい、付くとし離れるという意です。駒澤大学は去年に続き、今年も出雲駅伝と全日本大学駅伝を制し、燃えています。付いたり離れたりすることから、圧倒的なレースではありません。初爻は「履むこと錯然たり」とあり、先の見通しが見えない状態です。従って、令和6年の箱根駅伝では、優勝はないと占断します。
Yさん
☶☷山地剥 初六
山地剥は、一陽五陰卦で一陽が先頭を走っている象。また、十二消長卦で一陽が決する象。まさに駒澤大学が優勝する気配ですが、しかし、初爻は「剥すに足を以てす。貞を蔑す。凶」とあり、何か内部に問題があって凶なることになる意。よって、今回、駒澤大学は再び優勝はできないと占断します。
日本易学振興協会では、毎月、宇澤周峰先生より課題をいただきまして、会員の方は、筮竹を使って占った結果と占断を会報に投稿します。今回の易占課題は、三変筮法(略筮法)で執って頂きました。
日本易学振興協会では、宇澤周峰先生が東京などで易経とともに、高島流易ではなく、大岳易を軸にした、本格的な筮竹を使った周易・易占教室を開催しています。易占いに、生年月日は必要ありません。主に、三変筮法、六変筮法を中心にした当たる易占法です。詳細はこちらからどうぞ。