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易経・易占を学ぶにあたって

易占、易経における八卦、離

小成卦・八卦 離(り)

八卦(はっか)のそれぞれの意味を少し学びましょう。易占を行う上で、とても重要になってきます。
陽はで表し、陰はーーで表します。
八卦は小成卦(しょうせいか)とも呼ばれます。これは、六十四卦を大成卦(たいせいか)と呼ぶ時の区別ですので、さらりと覚えて置いてください。一般的には、八卦といいます。

今回は、八卦の「離(り)」を見ていきますと、上下の2つは陽爻で、中爻は陰で出来ています。
蝋燭の火を思い浮かべてください。外側と内側と色が違います。温度の違いだそうです。火を起こし、使いこなせるようになったのは、人類の大きな発明です。この離という形は、火の形でもあるのです。だんだん、火に見えてきましたか?易占の上達方法は、八卦を自由自在に使いこなせるようになることです。火の特性は、乾いた木片について、また別の木片についたりします。

そのことから、離には、付いたり離れたり、転々とするなどという意味が生まれてきます。火は明るいので、場所では、明るい場所だったり、明らかにする意味で、図書館などが当てはまります。
古典的な占い書では、離別死別という言葉を多く使いますが、令和の現代ではあまり当てはまらないような気がします。人物でしたら、パッと派手な顔立ちの人です。

ほんの一部ですが、八卦の「離」には、次のような意味があります。

  • 数:  3
  • 象意: 明るい、美しい、明らか、見る、競う、離別
  • 人:  中女、学者、美人、俳優、装飾家、鑑定家、文筆家、警察官
  • 場所: 劇場、図書館、裁判所、灯台、図書館、博物館

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