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易経・易占を学ぶにあたって

易占、易経における八卦、艮

小成卦・八卦 艮(ごん)

こちらは、易経、易占で使う八卦(はっか)について、それぞれの意味を少し学んでいこうというコーナーです。
おさらいになりますが、陽はで表し、陰はーーで表します。
八卦は小成卦(しょうせいか)とも呼ばれます。これは、六十四卦を大成卦(たいせいか)と呼ぶ時の区別ですので、さらりと覚えて置いてください。一般的には、八卦といいます。
今回は、八卦の「艮(ごん)」を見ていきます。八卦の読みも、初めて易占を勉強するときに、読み方が変わらなくて、つまづいてしまったという声がありましたので、なるべく、読み仮名をつけたいと思います。
をみますと、下の2つは陰爻で、上だけが陽爻で構成されています。
陰は土をあらわすので、土が積み重なった山となります。実際に描くとという形は、山に見えてきませんか。はじめは難解そうだった八卦も、慣れてくると絵に見えてくるから面白くなってきます。

艮が山であると分かりましたら、山は止める、どっしりしていて動かないという意味が生まれてきます。場所では、都会の山といったら、ビルだったり、マンションに当てはまります。
もし、八卦から易占いで使いそうな、キーワードがどんどん浮かんできたら、あなたは易占の才能があるかもしれません。

ほんの一部ですが、八卦の「艮」には、次のような意味があります。

  • 数:  7
  • 象意: 止まる、動かない、重ねる、蓄える
  • 人:  少年、管理人、番人、強情な人、蓄財家
  • 場所: 門、旅館、階段、墓、神社仏閣、ビル

日本易学振興協会では、宇澤周峰先生が東京などで易経とともに、本格的な筮竹を使った周易・易占教室を開催しています。主に、三変筮法、六変筮法を中心にした易占法です。詳細はこちらからどうぞ

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