loader image

易経・易占を学ぶにあたって

易経地雷復

地雷復(ちらいふく) 周易六十四卦

易経本卦の読み下し文と易占一言解釈です。

彖辞

復は亨る。出入疾い无く、朋来るに咎なし。
反復の其の道、七日にして来復す。往く攸あるに利ろし。

彖伝

復は亨るとは、剛反るなり。動きて以て順行す。是を以て出入疾い无く、朋来るに咎なし。
反復の其の道、七日にして来復するは、天行なり。往く攸あるに利ろしとは、剛長ずるなり。復は其れ天地の心を見るか。

象伝

雷・地中に在るは復。先王以て至日に関を閉じ、商旅行かず、后は方を省みず。

爻辞

初爻 遠からずして復る。悔いに祇る无し。元吉。
二爻 休く復る。吉。
三爻 頻りに復る。厲うけれども咎なし。
四爻 中行獨り復る。
五爻 復るに敦し。悔いなし。
上爻 復るに迷う。凶。災眚あり。用いて師を行れば終に大敗あり。其の國君を以てするも凶。十年に至るも征する克わず。

小象伝

初爻 遠からざるの復は、以て身を修むるなり。
二爻 休く復るの吉は、以て仁に下るなり。
三爻 頻りに復るの厲うきは、義咎なきなり。
四爻 中行獨り復るは、道に従うを以てなり。
五爻 復るに敦く悔いなきは、中を以て自らを考すなり。
上爻 復るに迷うの凶は、君の道に反すればなり。


易占一言判断

  • 地雷復は、かえるの意。
  • または、芽が出て進む時。

日本易学振興協会では、宇澤周峰先生が東京などで易経とともに、本格的な筮竹を使った周易・易占教室を開催しています。主に、三変筮法、六変筮法を中心にした易占法です。詳細はこちらからどうぞ

関連記事

  1. 易は解読学
  2. 易の歴史
  3. 易経山地剥
  4. 易経風雷益
  5. 易占、易経における八卦、兌
  6. 易経天地否
PAGE TOP