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易経・易占を学ぶにあたって

占的(せんてき)について

占的(せんてき)について

易占で占えることは具体的には、運勢、交渉取引、住宅購入、業績、恋愛、結婚、離婚、失せ物、家出人、相性、仕事、人間関係、家族、天気、試験、健康、時期・・・。などなど。生年月日がなくても占えます。

あらゆることに易は示してくれます。

“易占は、当たる!”

まずこれが大前提です。大上段に構えましたが、易占は当たるように出来ているのです。

考えてみれば、古代中国から発祥して、はずれが多かったならば、こんなにも長い時代、卜術として続いていないはずです。

易占をはじめたばかりの時には、楽しくてしょうがなく、天気や相撲、野球、株相場、選挙、わくわくしてナンでもカンでも筮竹を出しては、易占をしていました。そして占いましたら、記録に取っておき、結果と見比べます。はずれることもあるでしょう。はずれた場合はどうしてはずれたのかをじっくり考えることで易は上達します。得た卦が違っていたのか、それとも占断が間違っていたのかをです。

易占は、易を立てる・立筮ともいいます。さあ、相談者が来て、話をし出しましたが、占ってもらいたい内容が明確になっていない場合が多いのです。

もちろん、悩んでおられて、迷っている状態なのですから、当然といえば当然です。

易占では、占的をきちんと立てることが重要となります。

的ですから、矢を射たら真ん中に当たったとわかるような的にしておきたいのです。

あいまいな占的では、あいまいな答えになってしまいます。

例えば、相談者が家を買いたいがどうでしょうか?という問いに対して、すぐに易を立ててしまうと、「良い」という答えでも、家を買うのは良いが、戸建てかマンションか、新築か中古か物件によってはまた別の話になります。

本日チラシが入ってきた中古のAマンション903号室を買ってよいか?という占的にすれば、「良い」という答えなら、ずばりAマンション903号室を買っても良い。ということになるのです。

別の例では、ある男性から仕事で悩んでいるので占ってください。と相談されて、すぐに易を立ててしまっても、的外れになったり、大まか過ぎて、答えが分かりにくくなります。

相談者が、勤め人か自営業かによっても違いますし、お勤めなら、辞めたいのか、独立したいのか、自営業で売上げが上がらず悩んでいるのかなど相談者と少し相談内容をまとめていくことが必要になってきます。これを「筮前の審事」と言います。筮を立てる前に問題をなるべく、つきつめていくことです。相談者が口数が少ない場合は、うまく引き出すのも占者の役目です。

易占では、占的をなるべく細かく絞ってから行うことをおすすめします。

家族がひとつにまとまっていない場合は、よくよく絞ってみてみると、子供に問題があることが多く、全体の関係性がボロボロになっています。しかし、そのことを通じて相談者が自分と向き合うことで、家族の姿がはっきり見えてくるのです。自分の問題も、自分で自分をどう認識して、受け入れているのか?的を絞っていくことが大切な条件なのです。

そして占法は使いすぎず、素直に卦を読んでください。易占いに関する本は、たくさんあります。占法も春秋戦国時代のものや、朱子の七考占や、江戸時代の真勢中洲(ませちゅうしゅう)新井白蛾(あらいはくが)のものも書かれています。過去の名占と呼ばれるものを読むと、複雑に卦を読んだ末に当たったという内容が多い印象です。色々と卦をいじるのは読み物としては面白いのですが、本来は卦をいじらずとも素直に読んでピッタリ当たることが理想だと考えます。初学の内は、過去の名占を読みすぎるのは、基本が崩れてしまい、返ってよくないことも。占考については別のコラムでお話したいと思います。

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