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易経・易占を学ぶにあたって

易経震為雷

震為雷(しんいらい) 周易六十四卦

易経本卦の読み下し文と易占一言解釈です。

彖辞

震は、亨る。震來るに虩虩たり。笑言啞啞たり。震百里を驚かすも、匕鬯を喪わず。

彖伝

震は亨る。震來るに虩虩たりとは、恐れて福を致すなり。笑言啞啞たりは、後に則あるなり。震百里を驚かすとは、遠きを驚かして邇きを懼れしむなり。出でて以て宗廟社稷を守り、以て祭主たるべきなり。

象伝

洊びなる雷は震。君子以て恐懼修省す。

爻辞

初爻 震來たるに虩虩たり。後に笑言啞啞たり。吉。
二爻 震來たるに厲うし。億いに貝を喪い、九陵に躋る。逐うこと勿れ。七日にして得。
三爻 震蘇蘇たり。震れて行けば眚いなし。
四爻 震きて泥に逐つ。
五爻 震往來すること厲うし。億いに有事を喪うことなし。
上爻 震索索たり。視ること矍矍たり。征けば凶。震れること其の躬に于いてせず、其の隣りに于いてすれば咎なし。婚媾言あり。

小象伝

初爻 震來るに虩虩たるは、恐れて福を致すなり。笑言啞啞たるは、後に則あるなり。
二爻 震來るに厲うきは、剛に乗るなり。
三爻 震蘇蘇たるは、位当たらざるなり。
四爻 震きて泥に逐つるは、未だ光いならざるなり。
五爻 震往來すること厲うきは、危行なり。其の事、中に在り。大いに喪うことなきなり。
上爻 震索索たるは、中未だ得ざるなり。凶と雖も咎なきは、隣を畏れて戒むるなり。


易占一言判断

  • 震為雷は、進む意。
  • 積極さは吉。
  • 驚くことあり。

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