令和7年の今年は、早くから暑さが増して、暑い日が続きました。また、7月に入ってからは35度の猛暑の猛烈に暑い日が続きました。日本易学振興協会の会報「岳易開成」で、会員から『今年の夏、東京(八王子など市も含め)、40度を付けるか』を占っていただきました。見直してみますと、投稿してくださった方がみごとに、40度越えを的中されていましたので、ホームページにも掲載させていただきます。(五十音順。なお、お名前は伏せさせていただきました)
占的◆今年の夏、東京で(八王子など市も含め)40度を付けるか?
Uさん
☴☵風水渙 九五
風水渙は、散る、散らすという意です。五爻は「其の大號を汗にす」とあるように、汗がどんどん放出するかのように気温が上がり、40度を付けることがあると占断します。
Oさん
☱☴澤風大過 九五
澤風大過は、大いに過ぎるという意であり、したがって今夏、東京都は気温40度を超えてきます。しかし、五爻は「枯楊に華が生ず」とあり、気温40度を超えることはあっても、一時的であると占断します。
Sさん
☷☲地火明夷 上六
地火明夷は、明るいものが破れる、暗いという意ですが、卦の象(かたち)から「温度計」に見て取ることができます。そして、卦の極みである上爻を40度とすれば、上爻には「天に登り(地に入る)」とあるので、今年の夏、東京都は気温40度を付けると占断します。
Hさん
☳☰雷天大壮 初九
雷天大壮は、大いに盛んという意です。したがって今年の夏、東京都は猛烈に気温が上がって、暑い夏になりそうです。また、この卦は十二消長卦で陽が長じる、進みたい気持ちが強い時で、40度を付ける勢い。また、初爻は「趾に壮なり」とあり、勢いで40度を付けると占断します。その度合いは僅かで、8月下旬になっても猛暑に近い暑さが続くと占断します。
日本易学振興協会では、毎月、宇澤周峰先生より課題をいただきまして、会員の方は、筮竹を使って占った結果と占断を会報に投稿します。今回の易占課題は、三変筮法(略筮法)で執って頂きました。

日本易学振興協会では、宇澤周峰先生が東京などで易経とともに、高島流易ではなく、大岳易を軸にした、本格的な筮竹を使った周易・易占教室を開催しています。易占いに、生年月日は必要ありません。主に、三変筮法、六変筮法を中心にした当たる易占法です。詳細はこちらからどうぞ。
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日本易学振興協会のサイトの管理運営担当です。まだまだ易占、易学の修行中、精進してまいります。伝統ある筮竹を使う周易を次の時代へつないでいきたいと思います。