令和4年7月の運勢を更新しました。
今月も、仕事運、恋愛運、健康運など、生活に密接に関わる運勢を丁寧に読み解いてお伝えしております。今月の担当は永田智山(ながた・ちざん)先生です。
東洋占術の視点から、今月の気の流れと過ごし方のヒントをお届けします。
さて、7月に入り、いよいよ本格的な猛暑の季節がやってきました。
朝から蝉の声が響き渡り、「こんにちは、暑いですねぇ」が日常のあいさつになる時期です。
今年の夏は例年よりも暑さが厳しく、全国各地で熱中症警戒アラートが発表されています。
群馬県館林市にお住まいの方から、こんな声が届きました。
「10年ほど前は、館林が日本で一番暑い町として毎年のようにテレビで話題になっていました。
『日本一暑い町!』というのが合言葉のようになっていて、暑さの中にもどこか誇らしさを感じていました。でも最近は、埼玉県熊谷市や静岡県浜松市が41度を超える記録を出し、館林の名前が出る機会も減ってしまいました。どうせ暑いなら、日本一暑いほうが面白いですね」と。
確かに、日本の夏はここ10年で変わってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。
記録的な高温を毎年のように更新し、猛暑日が当たり前になる中で、暑さへの向き合い方も変化しています。気象庁が発表する「過去最高気温ランキング」では、近年、熊谷市や浜松市が注目されるようになり、41.1度という極端な気温がもはや驚かれなくなっています。
では、今年はどうなるのでしょうか。7月は梅雨明け直後ということもあり、気温と湿度が急激に上昇しやすい時期です。体力を消耗しやすく、心身のバランスを崩しやすいため、
こまめな水分補給と無理のない生活リズムが大切になります。
こうした外的な気候の変化と同様に、運勢にも「流れ」があります。
気温が上がるように、気のエネルギーが高まっていく人もいれば、逆に内にこもるような流れになる人もいます。だからこそ、今の自分の運気を知り、必要な調整を心がけることが大切です。
永田智山先生による7月の運勢では、以下のような点に注目して解説しています。
仕事運では、環境の変化にどう順応していくかがカギとなります。新しい取り組みや人事異動など、
これまでと違う流れに入る方も多いでしょう。焦らず、まずは足元を固めることが吉となります。
恋愛運については、自分の本音に気づくことがテーマです。暑さの中で感情が揺れやすくなる時期でもありますが、相手を思いやる言葉と行動が関係性を深めてくれます。パートナーがいる方は、
共に夏の行事を楽しむことが絆を強めるきっかけになります。
健康運では、体調管理が最優先です。
冷たい飲み物の摂りすぎやエアコンの効かせすぎによる体調不良に注意が必要です。食事、睡眠、休息のバランスを整えることが今月の課題となるでしょう。
また、今月は「整える」ことがテーマになりやすい時期でもあります。
部屋の整理整頓や、生活習慣の見直し、人間関係の距離感の調整など、「過不足を正す」意識を持つと、運気が穏やかに整っていきます。
日本易学振興協会では、毎月の運勢更新のほか、易学に関する講座や研究会、オンライン学習の機会も設けております。運勢は単なる未来予測ではなく、日々の暮らしをよりよく生きるためのヒントと捉えていただければ幸いです。
このように、7月は気候も人間関係も活動のリズムも大きく動く月です。だからこそ、自分の内なる声に耳を傾け、易の智慧を通じて今の自分と向き合うことが重要になります。
私たち協会は、今後も皆さまの暮らしと心に寄り添う情報をお届けしてまいります。毎月の運勢更新を楽しみにしてくださっている方々へ、感謝を込めて。どうぞ今月も、自分らしく、心おだやかに過ごせますように。
令和4年7月の運勢は、当協会公式サイトよりご覧いただけます。検索やブックマークにも対応していますので、ぜひご活用ください。