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日本易学振興協会からのお知らせ

日本易学振興協会からのお知らせ

2022年11月度易学研究会を開催

2022年11月度の易学研究会を開催いたします。日本易学振興協会では、定期的に研究会を行っており、今回も例の通り、東京都文京区にある湯島聖堂の会議室にて開催されます。
日時は2022年11月27日(日)、午後1時から4時30分までです。
秋も深まり、落ち着いた空気の中で、易の学びに没頭できる貴重な機会となります。

湯島聖堂は、江戸時代に建てられた学問所で、学問の神様としても知られる孔子を祀る聖堂です。
その由緒ある静かな会議室で行われる研究会は、現代の喧騒から少し離れ、思考を整えるには最適な場所です。御茶ノ水駅からのアクセスもよく、東京近郊にお住まいの方には参加しやすい立地となっています。

当日の内容は、まず午後1時から福留義孝さんによる講演が予定されています。
福留さんは、長年にわたり易学の研究と普及に取り組んでこられた人物で、今回も時代に即したテーマで分かりやすく易の本質に迫ってくださる予定です。講演は約30分です。

続いて午後1時30分からは、参加者による占例検討の時間となります。
占例検討とは、実際に自分で筮してみたが判断に迷ったケース、象意が取りづらい事例などを持ち寄り、
参加者同士で意見を交換しながら読み解いていく時間です。
このような対話形式の実践は、自学だけでは気づけない視点を得る貴重な機会です。前半は1時間を予定しております。

午後2時30分からは30分間の休憩となりますが、その間に「射覆(せきふ)」という易占いの伝統的訓練が行われます。射覆とは、袋の中に入れた物が何であるかを、
易を用いて当てるという訓練法です。直感力や解釈力を養うだけでなく、卦の本質をつかむ絶好の練習機会でもあります。ご参加の方は、筮竹、筮筒、ケロク器などの筮具をご持参ください。なお、サイコロなどの代用品は禁止となっておりますので、ご注意ください。

後半の占例検討は午後3時から4時30分まで行われます。前半に比べてやや難解な事例や、複雑な象意を含む案件を扱うことも多く、より深い学びにつながる時間です。参加者同士が自由に意見を出し合いながら、それぞれの読み取り方やアプローチを共有することで、実占の幅を大きく広げることができます。

参加費は3000円で、会場ではお茶とお菓子をご用意しております。毎回、アットホームな雰囲気の中で行われ、初めての方でも安心してご参加いただけます。定員には限りがありますので、出席をご希望の方は、できるだけ早めにハガキ、FAX、またはメールにて宇澤周峰先生宛にお申し込みください。定員に達し次第、受付は締め切らせていただきます。

また、現地参加が難しい方のために、リモート参加の環境も整えております。Zoomを使用したオンライン形式での参加が可能です。インターネットに接続されたパソコンやタブレット、スマートフォンがあれば、会場と同様に発言や質問、射覆への参加も可能です。初めてZoomを使用される方には、操作方法について日本易学振興協会の担当者が事前に丁寧にご案内いたします。

Zoomでの参加も、会費は会場参加と同じく3000円です。事前に通信テストをご希望の方は、申込時にその旨をお知らせください。安心して当日を迎えていただけるようサポートいたします。

易学研究会は、初心者から長年の経験者まで幅広く参加していただける場です。特に、独学ではなかなか深まらない「判断の幅」や「応用のコツ」を学ぶことができると、ご参加いただいた多くの方々からご好評をいただいております。易という叡智は、単に未来を占う道具ではなく、自分自身と向き合い、物事の本質を見極めるための道標でもあります。

日々の生活の中で、決断に迷うとき、心が揺れるとき、易は静かに私たちに語りかけてくれます。今の時代だからこそ、揺るぎない軸をもつことが求められています。そのためにも、こうした研究会を通して、易の力を自分の内に積み重ねていくことは、大きな意味を持つことでしょう。

11月下旬は、季節の変わり目であり、冬支度を始める時期でもあります。心を落ち着かせ、静かに自分を見つめるには最適なタイミングです。湯島聖堂という学問の聖地にて、同じ志を持つ仲間とともに、深い学びの時間を共有してみませんか。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。


■易学研究会「Zoom」参加募集のご案内

このたび、私たち易学研究会では、より多くの皆様にご参加いただけるよう、インターネット会議システム「Zoom(ズーム)」を利用したオンライン形式での参加募集を開始いたしました。
遠方にお住まいの方や、事情により現地会場に足を運ぶことが難しい方でも、ご自宅から気軽に易学研究会にご参加いただけます。

Zoomを使って、研究会の実際の会場とご自宅をリアルタイムで接続し、講師や他の参加者の方々とのやり取りが可能になります。
占例(占いの具体的な事例)についての発言やご質問も、現地参加者と同様に行えますので、
活発な意見交換の場としてご活用いただけます。
また、射覆(せきふ。物を隠して何かを当てる古来の易の技法)にもオンラインでご参加いただけます。
実際に占的を提示したり、解釈を発表したりすることが可能で、対面と変わらぬ臨場感を味わっていただけるはずです。

Zoomを利用するにあたり、参加にはインターネットに接続されたパソコン、またはタブレット端末・スマートフォンなどの機器が必要です。音声での発言や講義の聴取にはマイクとスピーカー、そして可能であればカメラのご使用を推奨いたします(顔出しは任意です)。

「オンラインでの操作に不安がある」「Zoomを使ったことがない」という方も、どうぞご安心ください。当研究会の外交担当スタッフが、事前にお電話にて接続方法や操作手順をご案内いたします。
設定から接続確認まで、丁寧にサポートいたしますので、初めての方でも問題なくご参加いただけます。

なお、オンライン研究会は、ご希望者が4名以上集まりましたら開催いたします。少人数でも対話を重視した濃密な学びの時間をご提供いたします。

ご参加を希望される方は、どうぞお気軽にご連絡ください。詳細やご不明点についても、お問い合わせいただければ誠意をもってご対応させていただきます。

■参加費:三千円(通常の研究会と同額です)

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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