【2022年6月度 易学研究会 開催のお知らせ】
2022年6月の日本易学振興協会主催による「易学研究会」が、下記のとおり開催されます。
対面でのご参加はもちろんのこと、遠方にお住まいの方や、移動に不安がある方のために、リモートでの参加にも対応しております。毎回、多くの学びと実践が得られる貴重な機会です。ぜひふるってご参加ください。
今回の研究会は、2022年6月5日(日)の午後1時から4時30分まで、
東京都文京区の歴史的建造物でもある「湯島聖堂」会議室にて開催されます。
御茶ノ水駅からほど近い便利な立地にあり、学問の神様としても知られる孔子を祀る聖堂の静かな空間の中で、学びと交流を深めることができます。
当日のスケジュールは以下のとおりです。
午後1時より、まずは日本易学振興協会常任理事の小島三周さんによる講演が行われます。
小島先生は長年にわたり易学の研鑽を積まれ、実践的かつ理論的な解釈に定評があります。
今回も現代の生活に役立つ易の知恵を、やさしくかつ深く語ってくださる予定です。
続いて、午後1時30分からは、前半の占例検討が行われます。日頃、易占を学びながら疑問に感じたことや、解釈に迷った事例などを持ち寄り、参加者全員で検討を行います。実際の事例をもとにした占例研究は、書籍では得られない「現場の知恵」となり、多くの発見と理解をもたらしてくれることでしょう。
午後2時30分から3時までは休憩時間となりますが、その時間を使って「射覆(せきふ)」が行われます。射覆とは、古来より伝わる易の訓練法の一つで、袋の中に入れた物を筮して当てるというものです。直感力や判断力、易の象意を読み解く力を養う絶好の機会でもあります。参加を希望される方は、筮竹(さいちく)や筮具をご持参ください。なお、サイコロなどの簡易的な代用はご遠慮いただいております。
後半の占例検討は午後3時から4時30分まで、前半に引き続き、さまざまな事例を取り上げながら実践的な研究が行われます。ここでは、他の参加者の視点や判断に触れることで、自分とは異なる思考パターンや読み解き方を学ぶことができます。これは、独学ではなかなか得られない貴重な体験です。
当日の会費は3000円です。会場ではお茶とお菓子もご用意しておりますので、どうぞリラックスした気持ちでご参加ください。定員には限りがございますので、出席をご希望の方は、お早めにハガキ、FAX、またはEメールにて、宇澤周峰(うざわしゅうほう)先生宛にお申し込みください。なお、定員に達し次第、締め切りとさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
また、近年は移動の制限や健康上の理由から、対面での参加が難しい方もいらっしゃいます。そうした方々のために、本研究会ではリモートセミナー(Zoom)での参加にも対応しています。パソコンやスマートフォン、タブレットから簡単にご参加いただける環境が整っております。マイクとカメラが搭載されたデバイスがあれば、会場と同様に発言・質問・射覆への参加が可能です。
Zoomでの参加が初めてという方もご安心ください。日本易学振興協会の担当者が、事前に操作方法を丁寧にご説明いたします。ご希望の方には、事前に接続テストのご案内も可能です。リモート参加の方も、参加費は対面参加と同様、3000円となっております。参加ご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
易学研究会は、初心者からベテランまで、どなたでも参加いただける学びの場です。日常の中で疑問に思ったこと、自分では判断が難しかった占例、あるいは易に関する素朴な質問まで、幅広く取り上げてまいります。参加者同士の交流を通じて、視野を広げ、学びを深めていただければと思います。
2022年6月、梅雨の訪れとともに静かな学びの時間を持ってみませんか? 易という古くて新しい智慧を通じて、自分自身と向き合い、心を整える時間をともに過ごしましょう。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。