■我が日本易学振興協会協会のシンボルマーク完成
加藤大岳先生のご指導のもとに設立された『汎日本易学協会』には、創立当初から非常に立派なシンボル・マークが存在していました。
あのシンボル・マークは、単なるデザインを超え、易学という奥深い学問の精神性や理念を象徴するものであり、
会の顔として、またその威厳と格式を視覚的に表現するものとして、会員の皆様にも広く親しまれてきました。
長年にわたり、講座や出版物、各種印刷物などに用いられ、その存在感は常に揺るぎないものでした。
まさに、伝統と格式を誇る易学団体にふさわしい、風格ある象徴と言えるでしょう。
一方、我が『日本易学振興協会』は、設立以来、多くの方々のご支援とご尽力をいただきながらも、
これまでシンボル・マークというものを正式に持っておりませんでした。
もちろん、易学の普及や研究に対する情熱や理念は、設立時から一貫して変わることなく、
活動の根底にしっかりと流れておりましたが、それを象徴的に表す“顔”とも言えるようなビジュアル・アイデンティティが欠けていたことは、否めない事実であります。
協会の発足から30年近くの年月が経ち、時代の変化とともに、私たちの活動の幅も大きく広がってまいりました。
これまで紙媒体を中心に発信していた情報も、今ではインターネットやSNSといったデジタルメディアを活用することが必須となり、
より視覚的な表現やブランド・イメージの統一が求められるようになってきています。
こうした背景を受け、このたび当協会のホームページを全面的にリニューアルし、より現代的で洗練されたデザインへと生まれ変わらせました。
それに伴い、長年の懸案事項であった「協会のシンボル・マーク」の制定にも本格的に着手し、
ついに新たなシンボル・マークが完成いたしました。このマークは、単なる装飾ではなく、
易の根本的な理念や、天地自然との調和、人間存在の意味、
そして当協会が掲げる「現代に活きる易学の探求と普及」という使命を象徴するものとして、練りに練って作製されたものです。
デザインに込められた意味や象意には、深い考察と精神性が織り込まれており、
一見してシンプルな形状ながらも、易学を志す者であれば感じ取れる何かがあるはずです。
今後は、この新たなシンボル・マークを、協会発行の資料、会報、名刺、講座案内、
また講演会などの催し物の看板やパネル、さらにはオンラインコンテンツなど、様々な場面で積極的に活用してまいりたいと考えております。
会の精神や一体感を視覚的に共有するための重要な手段として、
このシンボル・マークが果たす役割はきわめて大きいと確信しております。
最後になりますが、この新しいシンボル・マークに込められた意味や象意について、
ぜひ皆様にもじっくりとご覧いただき、何を表現しているのかをそれぞれに考察していただきたく存じます。
その上で、「私はこう思う」「こう解釈した」というご意見やご感想を、ぜひ本部まで投稿していただければ幸いです。
皆様一人ひとりの思索の中に、新たな発見があり、それがまた我々の活動の糧となることでしょう。
このマークが、日本易学振興協会の未来を照らす灯火となり、さらなる飛躍への一助となることを心より願っております。
締め切らせていただきました。答えは下のリンク。
