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日本易学振興協会からのお知らせ

日本易学振興協会毎月の運勢を更新しました。

毎月の運勢(令和5年6月)を更新しました。

6月になると、日本各地の神社では「大祓(おおはらえ)」と呼ばれる神聖な儀式が執り行われるようになります。
この大祓は、日々の生活の中で知らず知らずのうちに積もってしまった心身の穢れや災厄を祓い清め、清らかな状態へと立ち返るための重要な神事として、古くから多くの人々に親しまれてきました。
特に6月の末に行われる「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」は、一年のちょうど折り返し地点にあたる時期に行われるため、
前半の半年間で蓄積された厄や不運、不調和などを一度リセットし、後半の半年間を心新たに迎える準備を整えるための節目として、大変意義深いものとされています。

この大祓の儀は、同様に12月の年末にも「年越しの大祓」として執り行われており、
これら二つの時期の大祓は、一年の流れの中で前期と後期、それぞれの区切りとして機能しています。
特に6月の大祓は、暑さが増して体調や気持ちのバランスが崩れやすい時期でもあるため、心身のリセットの意味合いをもって、多くの人々にとって有意義な行事として受け入れられています。

儀式の当日には、参加者が神社の境内に集まり、神職による祝詞(のりと)の奏上や、形代(かたしろ)と呼ばれる紙人形を使った清めの儀が行われます。
形代には自分の名前と年齢を書き、自らの身体をなでて穢れを移し、最終的には神職によって川や海に流す、
あるいは焼納されるという流れになります。
この一連の所作を通して、自分自身の中にたまった澱(おり)を外に出し、魂と身体を清らかにし、新たなエネルギーを受け取る準備が整うと信じられています。

また、大祓は単なる宗教行事としてだけでなく、日本人の精神文化や自然との調和、季節の移り変わりに寄り添う生活感覚を体現した行事でもあります。人は生きていく中で、目に見えない疲れやストレス、負の感情を蓄積していくものです。
それらを定期的に祓い清めるという行為は、精神的なケアの一環としても非常に価値があり、
現代の忙しい生活の中においてこそ、その重要性はますます高まっていると言えるでしょう。

このようにして、6月に行われる大祓の儀式は、一年の半分を無事に過ごせたことへの感謝と、
残りの半年を健やかに過ごすための祈りが込められた、心と体を整えるための大切な時間でもあるのです。
そして、多くの人がこの行事を通じて、自分自身と向き合い、内なる静けさと新たな決意を得ていくのです。

さらに、令和5年6月の運勢については、各月ごとに更新される占いの内容にも注目が集まります。
特に九星気学に基づく運勢の情報は、自分の生まれ持った星の流れや、その年・月・日の運気の影響を読み解くうえで非常に役立ちます。たとえば、今年の6月はどの星が吉方位となるのか、自分の運気がどう上昇・下降していくのか、またそれにどう対応すれば良いのかといったアドバイスが具体的に示されることで、多くの人が日々の生活に安心感を得たり、前向きな選択ができるようになります。

今回の運勢情報を担当するのは、九星気学を独自の視点から読み解くことで知られる小島三周先生です。小島三周先生の分析は、単なる星の動きの解説にとどまらず、その人が置かれた環境や心理的背景までも含めた、総合的な運命の流れを語ってくれるもので、多くの読者から厚い信頼を集めています。彼女の語る6月の運勢には、変化の兆しをどう受け止め、どのように進むべきかという、人生のヒントが散りばめられており、読み進めるうちに自然と背中を押されるような感覚を覚える方も少なくありません。

以上のように、6月という月は、単なる季節の節目を超えて、心の節目、人生の節目としての意味合いをもっています。大祓の儀式に参加して身を清めるもよし、星の動きから運勢を読み取ってこれからの自分を見つめ直すもよし。6月は、私たち一人ひとりにとって、リセットと再出発の機会を与えてくれる、かけがえのない月なのです。

令和5年6月の運勢を更新しました。今月の担当:小島三周

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